2012年02月08日

安里屋ユンタ

首里から派遣されてきた、目差主(役人)が

八重山諸島竹富島の、安里屋クヤマと言う

美女に一目惚れした、賄い女(現地妻)になるよう

プロポーズするものの、肘鉄食らわされるように

断られるところから始まる物語です

また、クヤマは目差主の、賄い女になるのは嫌です

与人の、賄い女になることも嫌です

と言う下りがあります。


当時人頭税に苦しめられていた島の

人々は目差主の

賄い女に娘がなると年貢が免除されたり

財産がもらえたりするので

それを望んだ者が多かったようです
(涙が出ます)

実際、一女性が役人の申し出を、断ることは

できなかったと思われます。

クヤマは(1722~1799年)実在した人物で

竹富島にクヤマ生誕の家が今も現存しています

安里屋ユンタ
クヤマの生家

安里屋ユンタ
クヤマの墓



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Posted by とーとーむ at 01:50│Comments(5)沖縄民謡
この記事へのコメント
こんにちは そして はじめまして。

私も安里屋ユンタ大好きです。

とーとーむさんの

解説とても分かりやすく ためになりました。



これからも 時々 遊びに来ますね。
Posted by 風空間風空間 at 2012年02月09日 09:40
チチです。足跡から来ました

安里やユンタ。そんな歌だったんですね。沖縄ラブソング。。切ないプラス風刺がきいてますね。美女伝説ってみんな心が強いですよね。
Posted by 隆義建スタッフ隆義建スタッフ at 2012年02月09日 13:15
コメントありがとうございます

私も、この歌の意味を知ったのは

最近です、歴史背景が刻まれている

事、今の私たちの生活からでは、考えられない

苦しい時代だった事が伺えます

沖縄の民謡を、私も最近から気になり始めました

これからもチョコチョコ綴って行くつもりです

見てもらえてありがとうございます。
Posted by とーとーむ at 2012年02月09日 21:21
とーとーむさん、こんにちは。

安里屋ゆんた

一昨年、仕事の関係で、おそらく何千回も聴いたであろう民謡です。

私は、民謡で安里屋ゆんたが一番のお気に入りです。

竹富島に一度は行ってみようと思ってます。
Posted by アメックアメック at 2012年03月07日 10:57
コメントありがとうございます

実を言うと

私は、安里屋ゆんたは

好きではありませんでした

日本語バージョンしか知らなかったのです

ところが、元歌を聴いたときに

感動しました、また詩の内容を

知ったとき更に衝撃を覚えました

私も、クヤマの生誕地に

行ってみたいと思います
Posted by とーとーむ at 2012年03月07日 17:42
 
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